海の幸のカルボナーラ・スパゲッティ

みなさん。

 

こんにちは。みぞべ です。

 

今回は”人気のパスタ107チャレンジ”の一品のお話です。

ちなみに”人気のパスタ107チャレンジ”とは、世界文化社から発売されている「人気のパスタ107」というレシピ本に載っているパスタを全部作ってやろうチャレンジです。

 

さぁ、さっそく今回のチャレンジをご紹介しましょう。

 

海の幸のカルボナーラ・スバゲッティ

クリームソースの代表格であるカルボナーラですので、みなさんも食べたことはあるのではないでしょうか。

今回は”海の幸”ということで、たらことアンチョビが入ります。

たらこが入るパスタは和風に仕上がっているものしか食べたことがありませんので、どんな味わいになるのか楽しみです。(*‘ω‘ *)ワクワク

 

それでは、簡単に作り方をご紹介しましょう。

レシピ本の情報をそのまま載せると、無断転載の恐れがあるので簡単にご紹介します。

 

<材料>

  • スパゲッティ
  • アンチョビ(フィレ)
  • たらこ
  • 生クリーム
  • パルメジャーノチーズ
  • 黒コショウ

 

<簡単な作り方>

  1. パスタをゆでる。
  2. フライパンにオリーブオイルを入れて、アンチョビをほぐしながら炒める。
  3. フライパンを火から外して、卵、生クリーム、たらこを入れて混ぜる。
  4. 3にパルメジャーノチーズを加える。
  5. 4にゆであがったパスタを加えて、火にかけながらあえる。
  6. パスタを器に盛ったら、黒コショウをふりかける。

以上。

 

作り方を簡単に書いているせいで手軽に作れそうな感じですが、実は失敗しやすい料理です。

カルボナーラは火に通しすぎると卵が凝固しはじめて口当たりが悪くなってしまいます。

火に通す時間を意識しながら手早く作る必要があるんですが、慣れていないうちはそれがちょっと難しかったりします。

そこで、失敗しにくいポイントをまとめてみました。

 

ポイント1

卵、生クリーム、たらこをフライパンの上で混ぜると時間がかかるので、あらかじめボウル等で混ぜておきましょう。

また、この時にパルメジャーノチーズも入れて混ぜてしまいましょう。

熱いフライパンの上でいろいろなことをすると、焦ってしまい失敗しやすくなりますので、あらかじめ混ぜておけば安心です。

 

ポイント2

ソースとパスタをあえるときは火にかけないのも一つの手段です。

作り方では、ソースとパスタをあえるときに火にかけながらあえています。これはある程度火にかけてソースの粘度(ドロドロ感)を高めることが目的ですが、ちょっと火加減が難しいです。

そこで、火にかけなくてもよい方法があります。

 

まず、フライパンを火からおろして、ソースにパスタを入れます。この時に、パスタのゆで汁を大さじ2杯程度を入れて、さらにオリーブオイルも大さじ1杯程度いれます。

そして、あえていきます。パスタのゆで汁とオリーブオイルを加えることによってソースの乳化が進んで粘度が増します。

 

ここで、”乳化”って言葉について少しだけ説明します。なぜ少しだけなのかは、僕もよくわかっていないからです。(;’∀’)

乳化というのは簡単に言うと本来混ざらない2種類の液体を混ぜ合わせることを言います。例えば水と油が身近ですね。

とはいえ、水と油は混ざらないから、”水と油”ってことわざができたのであって、単純にかき混ぜただけでは混ざりません。

そこで、パスタのゆで汁が必要になります。ただのお湯ではだめです。

なぜ、パスタのゆで汁なのかというと、パスタをゆでるときにパスタからたんぱく質かお湯に溶け出しているそうです。

そして、そのたんぱく質が溶け出したゆで汁を使うことで、パスタのゆで汁に含まれていたたんぱく質が乳化をしてくれるということのようです。

乳化って言葉をネットで調べると科学的なサイトにたどり着くので興味があったら検査してみてください。

 

乳化という言葉がちょっとだけわかったところでパスタの話に戻しますと、オリーブオイル(油)とパスタのゆで汁(水+たんぱく質)を加えて混ぜることでソースの粘度が良い感じになる。ということです。

 

ポイント3

時にアルデンテはあきらめるのも一つの手段です。

アルデンテとは、パスタをゆでるときに少し歯ごたえがある状態でゆで上げることです。パスタをゆでる時はこのアルデンテ状態を目指します。

ただ、パスタをお湯から出すタイミングとソースの出来上がる時間を合わせるのは慣れていないと難しいので、時にはアルデンテをあきらめてソースに集中するのも手段だと思います。

カルボナーラはソースが失敗しやすい料理です。逆にソースがうまくいけばそれなりにおいしく仕上がってくれます。

なので、慣れていないうちは無理しない。心にゆとりをもって料理を楽しみましょう。

 

さて、失敗しやすいカルボナーラ。上手にできたのでしょうか。

さっそく実食に行きましょう。

 

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