生クリームの話

ケーキ作りにはどのクリームを使ったらよいのか。

ケーキを作る時にはどのクリームを使えばいいのか迷っている人の参考になれば幸いです。

※それぞれの商品には長所/短所があり、個人の好みでもあるので、あくまで”一個人の意見”としてお読みください。

 

まず、原材料などが記載されている欄をご覧いただき、種類別に『クリーム』と記載されている商品をオススメします。

他の商品に比べて高額ではあるものの、味に大きく影響しますので思い切りましょう。

また、種類別に『クリーム』と記載されている商品でも、値段が100円ほど異なる商品があります。

それは、使用している乳脂肪の量の差なのですが、35%くらいの商品は300円台。40%以上の商品は400円台で販売されていることが多いです。

 

では、30%台か40%以上か、どちらを選ぶべきなのかは、作ろうとしているケーキで決めましょう。

 

まず、30%台は泡立てた時に”やわらかく仕上がる”ことが特徴です。

この”やわらかく仕上がる”というのは一体何なのか。今回、僕が作ったロールケーキを参考にしてお伝えします。

ロールケーキはクリームを生地で巻いたケーキです。なので、中のクリームがある程度しっかりしていないと自立しません。

今回作ったロールケーキは、35%のクリームを使っているので、クリームが柔らかすぎてだれてしまっているのが写真からもわかると思います。(僕は普段は45%で作っています)

ロールケーキを作るのには30%台は向いてないと思います。

ただ、”やわらかく仕上がる”ので、スポンジケーキの外側に塗ったりするのにはピッタリだと思います。

味は40%台に比べて軽いです。

 

では、40%台はどうなのか。

こちらは、30%台に比べて”かために仕上がる”ことが特徴です。

そのかわり、デコレーションなんかをするときに、クリームがぼそぼその見た目になりやすいです。

 

なので、デコレーションケーキなんかを作るときは30%台。

ある程度しっかり泡立ててつぶれないようなクリームにしたいときは、40%台を選ぶと良いかと思います。

 

ま、最終的にどっち選んでもおいしいんですけどね。(笑)

ちなみに、今回作ったロールケーキは、みぞべ一人でおいしく完食しました。

ごちそうさまでした。

 

 

みなさんも、おいしいスイーツを楽しんでください。

 

では、また。